雲なす証言
雲なす証言
posted with amazlet at 05.06.28
ドロシー・L. セイヤーズ Dorothy L. Sayers 浅羽 莢子
東京創元社 (1994/04)
売り上げランキング: 163,025
おすすめ度の平均: 5

5 ピーター卿の魅力満開!

読了。間違いなく初読。最近買ったので。

シリーズ第一作で不完全燃焼だったので、今作ではどうかな、と思っていたんだけど本格推理としてはこれまた不完全燃焼。もっと衝撃的な結末を期待していたので。「えー、そういうオチ?」と思ってしまいやした、正直なところ。

前作、今作という流れでがちがちの本格、初期 E.Q. ばりの目くるめく名推理とかを期待するのではなく、物語自体を楽しむ方がいい作家であり、シリーズなのかもしれない。実際ウィムジイ卿、バンター、パーカーのやりとりは愉快だし、登場人物たちの立ち振る舞いが喜劇的で面白い。古典に分類されるとは思うけど、本格推理というよりかはコージーミステリ的な捉え方の方が過剰な期待せずによさそうだ。謎の提示とそれを追いかける探偵役たちの動きは古典的なんだけどね。

設定が今日的でないのがいけないのか(実際1923年の設定だしね)、吸い取り紙のことがよく分からなかった。ヒントにはなっていたんだろうけど、当時の欧米圏の文化を知らないので。同時代であったのなら「なるほど!」と唸ったのかもしれない。

このシリーズは他に『毒を食らわば』『ナイン・テイラーズ』『忙しい蜜月旅行』既読のはずなんだけど、いずれも記憶がない。記憶喪失なってるんじゃないか、とか自身を疑ってみたくもなる。

そういえばハヤカワ文庫に新訳版で『忙しい蜜月旅行』出てたね。分厚かったので、最近のハヤカワ文庫のことだからページ当たりの行数少なめにして嵩増ししているのかと思ったけど18行入っていた。単純に分量多かったのね。翻訳の権利関係の問題だろうけど、シリーズ一冊だけハヤカワからしか出てないと落ち着かない。
それと「ドロシー・セイヤーズ」表記だったのでなんかイヤだった。自分が落ち着かないだけでなく、『雲なす証言』の解説にあったけど、

セイヤーズは、生涯、「ドロシー・L・セイヤーズ」と、必ず「L」を入れて署名し、他人が「ドロシー・セイヤーズ」と表記すると、不快な顔をしたという。パーシヴァル・リーの縁者であることを誇りに思っていたからである。

とあった。故人の意志を尊重してないのでけしからん! というよりは出版社の都合という感じがしないでもないですが。E.Q. にしても創元とハヤカワでは表記違うからね。そういうことなんだろう。

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http://www.techwench.com/05-2005/15-theme-cheat-sheet

1.5 のテーマ作る際に便利な cheat sheet。頭の中に全部入っているゼ! な方には不要かと思うけど、俺には必要。結構忘れる。

このブログ珍しく comments-popup 使ってる。他で余り見かけないようなデザインだなぁ。勉強になる。

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パラパラ過去日記感覚で眺めていたら、積読かと思っていたものが結構読了済み。そして、かつての読書量に驚愕。こんなに読んでいたのか。

しかし、読んだ記憶がないんだから読んでいないも同然。例えばブランドの『緑は危険』『はなれわざ』、スタウトの『シーザーの埋葬』、クイーンの『最後の一撃』、奥田哲也の『三重殺』など。セイヤーズの『誰の死体?』なんて先日読み終わったと思ったのに結構前に読んでいたよ。読んでて既読感はちっともなかったんだけどなぁ。

[読了] ドロシー・L・セイヤーズ『誰の死体?』創元推理文庫

ピーター卿シリーズ第一弾読了。読んでも確実に記憶がなかった内容なので初読なんだろうな。

なんて書いているよ。馬鹿だな俺。読書ノートは2冊持ってきたんだけど、あと1冊はあると思うんだけど、昨日は見つからなかったな。今度戻ったら探そう。そして、蔵書 DB の作成を早急にしないとまずそうだ。再読よりも初読しないと積読減らない。

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メドゥサ、鏡をごらん
メドゥサ、鏡をごらん
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井上 夢人
講談社 (2002/08)
売り上げランキング: 111,268
おすすめ度の平均: 4

4 これもありなのだ
3 難しいところを狙いすぎでは
5 コワかった・・・

岡嶋作品も井上作品もさほど読んでいない(いや、殆ど読んでいない)のでなんか読もうかなぁと長年思いつつも手をつけていなかったのでブックオフで105円だったので購入。定価で新刊だと高いんで。いつかは読むだろう。

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笑いごとじゃない―ユーモア傑作選
小林 信彦
文芸春秋 (1995/12)
売り上げランキング: 398,896

ブックオフで105円。

外国人が書いたという設定(ミステリ好きな人には山口雅也の『日本殺人事件』とか思い浮かべてもらえれば理解がいいかと)の『ちはやぶる奥の細道』で小林作品に初めて触れてから何冊か読んだり買ったりしていて、ユーモアある設定やら筆致で楽しめるのだけれどのめりこんではいなかったり。短編に触れたことなかったので購入。

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篠婆 骨の街の殺人
篠婆 骨の街の殺人
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山田 正紀
講談社 (2001/10)
売り上げランキング: 363,117

シリーズ作品っぽいけど、これ一冊しかない。シリーズストップ中の作品多すぎな山田正紀。佐伯神一郎とか風水兄妹シリーズとかどうなってるんだろう。佐伯の方は後期クイーン的問題への一つのアンサーと思っているのでずっと待ち焦がれているんですが。風水シリーズも同様。

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ミステリ・オペラ―宿命城殺人事件
山田 正紀
早川書房 (2001/04)
おすすめ度の平均: 4.33

3 歴史を飲み込もうとするかのような大作であり労作です。が、、、
5 素晴らしい。ただ……
5 『虚無への供物』にも匹敵する傑作!

発売時に買った割には未読。なんせ実家に置きっぱなしなもんで。冒頭だけ読んだような記憶もあるけど、通読してないんだから意味がない。

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NOVEL21 少女の空間
NOVEL21 少女の空間
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デュアル文庫編集部
徳間書店 (2001/02)
売り上げランキング: 161,305

こっちも結構な面子だとは思うんだけど、かなり後回しになりそうな。二名ほど苦手な人いるし。山田正紀と西澤保彦の対談面白そう。

小林泰三、青木和、篠田真由美、大塚英志、二階堂黎人、梶尾真治、山田正紀&西澤保彦(対談)

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NOVEL21 少年の時間―text.BLUE
デュアル文庫編集部
徳間書店 (2001/01)
売り上げランキング: 90,214
おすすめ度の平均: 4

4 初版で絶版はもったいない。

発売時に速攻で買った記憶のある結構な面子の揃ったアンソロジー。やっぱ絶版なのか。そして積読。うへ。

面子は、上遠野浩平、菅浩江、杉本蓮、西澤保彦、平山夢明、山田正紀。平山夢明という人知らない。

Popularity: 18%

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