黒と茶の幻想 (下)
黒と茶の幻想 (下)
posted with amazlet on 07.07.25
恩田 陸
講談社 (2006/04/14)
売り上げランキング: 25376
おすすめ度の平均: 4.0

5 物語、小説の価値を味わえる文句なしの秀作
5 ジャンルのわけられない小説
3 森をさまよう

俺にしては早めに読了。難解な言葉とか事象もなかったので読み易かった。

ハイキングしながら昔のことを話したり思い出したりする小説、というだけなんだけど、こういうのもありかな、と。視点を与えられた者が自身になんらかの決着をつける。いいよな、決着つけられて。

視点を与える順序も考えられているなぁ、と感心した次第。しかし、最後の節子で世界ひっくり返すようなことを期待してたのだけど、それがなかったのが残念。

蒔生は自分に似ていると思うようなことが多かったけど、こんな面倒なやつやだよなぁ。

節子でしか感じなかったけど、連結という意味での「節」という名を与えたのは素晴らしいと思った。

ただ、タイトルの意味がわからない。考えないで読んでいたのだけど、結局なんだったろう。

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