Fri Apr 20, 07 at 3:08 JST Posted by ssk
ドロシー・L. セイヤーズ Dorothy L. Sayers 浅羽 莢子
東京創元社 (1995/11)
売り上げランキング: 63598
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おすすめ度の平均: 

長い恋物語の始まり
STRONG POISON wasn’t quite powerful
ピーター卿 囚人に一目惚れ…?
久々読了セイヤーズ。今回はシリーズヒロインのハリエット・ヴェイン登場。しかしハリエットはそんなに魅力的に見えなかったなぁ。ピーター卿が夢中になるのが地の文とセリフに書かれいてもよくわからん。マージョリィ・フェルプスの方が魅力的に感じた。
今回はキャサリン・クリンプスン率いる猫舎の2名が大活躍。ピーター卿なんてろくに動いてないしね。ハリエットに面会していたくらいしか印象がない。さすがに解決編ではそれなりの出番を与えられてはいたが、今回の主役はクリンプスンとジョーン・マースチンだろう。
それにしてもその解決篇はありなんだろうか、と少々疑問符。非現実的という意味ではなくてフェアかどうかというベクトルにおいて。リアリティ云々をミステリではあまり求めないので、その物語世界の中で成立可能であればそれで問題はないと思うのだが、唐突感否めず。さほど注意払っていなかったから伏線に気づいていないだけかもしれんが。というのもクリンプスンとマースチンの冒険譚が面白かったからだ。事件の本筋への関心が薄まってしまったよ。
冒頭の裁判シーンでの裁判官の説明が冗長過ぎてだれていたら登場人物たちもそうだったので安心した。
[11/100]
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