東京創元社 (1994/11)
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A Page Turner!
一昨日読み終えたのだけど書き忘れ。残り40ページというところまで1月末までには読んでいたのだけど、残りを読み始めたのが一昨昨日。話の大筋は覚えていたのだけど、細かいところまでは覚えておらず。途中、感想に書こうかな、と思っていたところもあったのだけど場面を思い出すことできず。
物語の中心はタイトル通り不自然な死。殺人の痕跡が残っていないのだけど、殺人事件なんじゃねーの? という疑問を持つところから話は始まる。痕跡を残さない即ち露見しない発覚しないということで埋もれた殺人事件となる。そもそも発覚していないのだから事件でもないのですが。おろかな犯人、ミステリに描かれるような犯人は事件が発覚してしまう。物語の都合上そうなるのは仕方ないのだけど、現実世界に目を転じてみれば事件として扱われなければなかったことになってしまう。所謂完全犯罪。『不自然な死』はそんな埋もれた事件にまつわる話で、種明かししてみれば今となっては「ああ、それか」となってしまうところなのだけど、発表から70年も経っていればさもありなん。同時代に読んでいれば衝撃の作品であったろう。自分はその点に気がついておらず、「おお、なるほど」とか思ってしまったのだけどね。結構ミステリ読んでいるはずだけど推理とかしないで読む質なのでいつ何を読んでも結構新鮮だったりする。ありがたいんだかありがたくないんだか。
登場人物に女性が多く登場することもあり、話は女性中心に進んでいく。端緒となった男性も後半ろくに登場しないでフェードアウトという感じだったしね。シリーズキャラクタ以外は女性中心の物語。いつの時代も女性同士のつながりって怖いもんだねぇ、とか思ったり思わなかったり。国が違ってもね。と書くと怒られそうだけど書いてしまったのでこのままにしておく。
事件自体への関心より、物語の組み立て方、進行具合のほうへ関心があった作品でしたよっと。
[4/100]
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