ブラジル蝶の謎
ブラジル蝶の謎
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有栖川 有栖
講談社 (1999/05)
売り上げランキング: 61,320
おすすめ度の平均: 4.5

4 タイトル外の短編が傑作!
5 満足!

有栖川有栖の国名シリーズ第3弾。新本格世代(80年代後半デビュー組)の作品が文庫落ちし始めてからのミステリ読みなんで、有栖川有栖も世代的にはドンピシャなはずだけどさほど読んでおらず。江神シリーズは創元に文庫落ちしていった傍から読んではいたけど、火村の方は自分でもよく分からないけど後回しにしている。

端正な直球本格のイメージはあれど派手さはなくて堅実な印象があるので、読後の衝撃を味わいたいという欲求が強い場合は敬遠してしまうのだろうか、と今書きながら思ったり。実際今回『ブラジル蝶の謎』読み終えたけど、「うっはー、やられた!」「参った!」「ごいすー」といったような印象は持たなかった。ミステリ作法通りにきっちり書かれているとは思うんだけど、きっちり過ぎるのだろうかねぇ。

とはいえ「妄想日記」の落とし方とかは大好き。最後の一行で「あー、なるほど」となるようなのは良ろしい。文字の造語の部分がなんか無駄だったなぁ、とは思ったけどね。

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