祥伝社 (2005/05)
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ちょっと冗長
非常識
穴がありすぎるロジック
なんか久々に読了のような。(ページ的に)薄い作品だけど通勤電車の中だけだと時間かかる。家で読む気が今ないんで。
この作品は倒叙物。開幕犯行現場が描かれ、犯人も分かっている状態。倒叙物の醍醐味は犯人が探偵役にどう追い詰められていくかということになるんだけど、探偵役に明かされるまで全然気がつかなかった。「おー、それがヒントだったか!」とすっかり騙された。騙されることに読み甲斐を感じるので満足でござんした。
賛否両論なのがその殺害動機。犯人の一人称的三人称で進む物語だけど探偵役に指摘されるまでその動機は明かされない。途中、どうにも伏線っぽいなぁ、と感じたところはあったけど、結局はっきりとは分からないまま探偵役に教えられ。殺害動機と密室にした理由がうまく繋がっていてミステリなんだからありだな、と俺は思った。そんなんで殺すか? という疑問はこの作品の上では無意味。実際現実の事件で理不尽な動機で殺人は起こるわけで、そう思えばこの作品の殺害動機も十分納得いくもの。ということで俺は肯定でございます。
密室が破られないままタイトル通り『扉は閉ざされたまま』物語が進行していくことに圧巻。なるほど、これは斬新だ。密室扱う作品多いけど大抵破られてから物語は進んでいくのだから、破られないまま進んでいくというのは珍しいかと。安楽椅子探偵ってわけでもないからなぁ。
倒叙物にもまだまだバリエーションは存在する、という思い知らされた良作。積読の『月の扉』でも読んでみますかな。でも、次は併行読みしているセイヤーズの『雲なす証言』でございます。
うわ、アマゾンの評価低っ! まぁ、判断は読んだ人それぞれが下せばいいからさほど気にすることもないんですがね。参考程度に。
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扉は閉ざされたまま 石持浅海
扉は閉ざされたまま石持 浅海 祥伝社 2005-05by G-Tools
してないとは思うけど、一応、ネタバレ警報は出しておこう
あいかわらず石持さんは、閉鎖的な空間や、登場人物が限定的な作品が…
Said by IN MY BOOK by ゆうき December 9, 2005 at about 15:23