長期休みの宿題のひとつに「読書感想文」というのがあって、今もあるのかどうか知らないけどあったとして話を進めます。

小中学生の頃はあまり本を読んでいなかったので読書感想文は苦手で困ったもの。結局「文学」と称されるものを読んだりして解説を参考に指定枚数ギリギリで書いて提出していたような思い出。

この苦悩を今の児童/生徒も味わっているのならお手伝いしようというこの企画。昔はネットなんてなかったから出来なかった今はネットで調べたもんを提出したりしているんだろうから、ここもその手助けとなれば幸い。しかし、存在する作品の感想じゃない、という点に注意。先生に「本見せて」といわれても存在しないから見せられないから注意。
それと原稿用紙 20×20 で換算して 5 枚分で書いているのでそれ以上の場合は適宜補っておくんなさい。勿論全て書き直した方が安全。
まぁ、実際に利用するならあくまでも自己責任でひとつ。あとで文句言われても知らない。

『タンデムナーラ』を読んで

 元禄茶房助が一九七八年に出版したSF小説です。今では絶版らしく手に入れるのが難しいのですが、祖父の家に行った時に見つけて祖父が話してくれた内容に興味が沸いて借りて読みました。元禄茶房助という作家はこれ以外に熊谷落語ファンタジー『おらが熊谷』、熊谷戦国絵巻『熊谷に燃ゆ』、熊谷探偵小説『こちら熊谷探偵事務所』などを書いてらしいですが、祖父の持っていたのはこの『タンデムナーラ』だけのようです。この作品だけタイトルに熊谷がついてませんが、あとがきを読むと最初は『首都になっても熊谷は熊谷』だったらしいですけど、編集部の人に怒られたらしく『タンデムナーラ』になったそうです。タンデムナーラという言葉の意味は読み終えても分かりませんでした。小説の中にこの言葉は出てきませんでした。あとがきにもタイトルを決めるときにこうなったとしか書いてありません。大人の事情があったのかもしれませんね。子供の私にはわかりません。
 『タンデムナーラ』は二十一世紀の熊谷が舞台で、未来の熊谷は日本の首都になっています。二十世紀末に発生した第三次大戦で東京が壊滅したために首都を移したという設定です。なぜ首都を熊谷にしたのかというと、東京がなくなるときに国会が開かれていて国会議事堂が外国の攻撃を受けて壊れてしまったんですが、国会議員の中で唯一欠席していたのが熊谷の議員の人だったからです。蜂須賀親乃助という議員なのですが、朝に飲んだ牛乳が腐っていてお腹を壊して欠席したそうです。私もお腹を壊したら学校に行きたくないのでその気持ちがとてもよく分かりました。その蜂須賀という議員しかいなくなってしまったので自然と首都は熊谷になったそうです。もし今東京がなくなったら欠席した議員の人のいる町が首都になるのか分かりませんが面白いと思いました。
 蜂須賀一人だと大変なので蜂須賀は選挙を行うことにしました。でもどうやって選挙をすればいいのか分からないので熊谷の長老に聞くことにしました。長老はボケてしまっていて蜂須賀の話が理解できていなかったんですけど、「やったもんが勝ちじゃ!」という言葉からヒントを得て全国的な選挙を行うことができました。ここの辺りの書き方が専門用語ばかりで私にはわからなかったのでよくわかりませんでしたけど、三〇〇ページ使って選挙の模様が書かれていました。とても眠かったです。
 選挙速報番組は東京のテレビ局が壊れてしまったのと、東京タワーも倒れてしまっていたのでテレビで出来なかったそうです。よくわかりませんけど、飛脚の人が選挙速報を配っていたそうです。郵便局の人に任せたり宅配便のひとたちに任せればいいのに、と思ったので私はその点だけはこの作者より頭がいいんじゃないかな、と思いました。
 飛脚の一人が明智丸太郎という人で中山道の途中で疲れて休んでました。そこに外国の軍人が現れて明智に攻撃をします。外人なのでガムを噛んでました。外人イコールガムという発想は古いんじゃないかな、と思ったけどそういえばこの小説は昔に書かれたものだからいいのかな、と思いました。そういうことには目を瞑ったほうがいいと思います。知らなくてもいいことを知ると大変です。先日も駅前でお父さんが若い女の人と買い物をしているのを見つけてしまいました。お母さんに言うと大変なので私は誰にも言ってません。離婚とかになるとお父さんかお母さんどちらかに着いていかなくちゃなりません。お母さんの方が好きですが(お父さんお口臭いので)仕事していないので働くのは大変だと思います。お父さんのほうについていくと知らない若い女の人が新しいお母さんになってしまうのでそれはちょっといやです。だから黙ってます。だから作者が外人イコールガムという低脳な発想力でも黙ってます。
 その外人は銃で明智に攻撃しましたが恐ろしく下手糞で全く的外れです。あまりにも下手なので明智は怒って外人から銃を奪って外人に手本を見せます。的が外人だったので心臓を貫いて殺してしまいます。そしてその外人は外国の大統領だったので戦争は終わりました。ゲームでもそうですが、ボスを倒せばクリアなんです。
 とても面白かったですけど、この作者の作品はもう読みたくありません。

とまぁ、本当に使う人いたらうれしいんですがね。夏休みに向けて思いついたら書いていく予定。

Popularity: 45%

19 Writebacks »

  1. 貴子潤一郎の『眠り姫』に存在しない本の感想文ネタの短編があったな、と。

    Said by Σ´ω`) May 3, 2005 at about 18:25

  2. リンク貼るなら貼ってくれよん。
    そして初見の作家だ。

    Said by 積読野郎 May 3, 2005 at about 20:43

  3. あれ?URL入れたのにリンクが効いてない
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829116633/249-1392373-0150723
    これ、富士見で数年ぶりの大賞取った作家。

    Said by Σ´ω`) May 4, 2005 at about 2:33

  4. 表紙が一瞬『左巻キ式ラストリゾート』かと思った。
    でも似てないか。
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4861460034/249-2717034-8453144

    面白そうな気がするけど、覚えにくい筆名だなぁ。

    Said by 積読野郎 May 4, 2005 at about 9:35

  5. あの、夏休みの宿題で書いてもいいですかねぇ?

    Said by おかちゃん August 22, 2005 at about 22:52

  6. >おかちゃんさん
    ども。
    こんなんでよければどうぞー。先生に怒られても責任持てませんが・・・。
    リクエストあれば別のも用意しますよ。

    Said by 積読野郎 August 23, 2005 at about 4:05

  7. 世界の中心で愛を叫ぶとヵ・・・
    むりですかぁ?

    Said by おかちゃん August 23, 2005 at about 9:00

  8. それ、ダサイ感想文ですね。

    Said by 力武美帆 August 23, 2005 at about 9:19

  9. 力武美帆さん。それは失礼ですよ

    Said by おかちゃん August 23, 2005 at about 9:19

  10. 若そうだなぁ。ってIP同じね。

    Said by 積読野郎 August 23, 2005 at about 9:38

  11. wara

    Said by おかちゃん August 23, 2005 at about 10:26

  12. はやくしてよ!!
    だいきらい!

    Said by おかちゃん August 24, 2005 at about 16:45

  13. 主旨理解してから来てくださいね

    Said by 積読野郎 August 25, 2005 at about 4:19

  14. 学校の宿題の読書感想文で書いてもいいですか?

    Said by 林檎 July 19, 2006 at about 23:38

  15. 自己責任の範囲内でご利用ください。

    Said by ssk July 20, 2006 at about 1:34

  16. どうも。厚かましいんですが、他の作品でも書いてもらえるんですか?
    たとえば、重松清さんのものとか….。

    Said by 林檎 July 20, 2006 at about 15:22

  17. 「似非」なんですよ。
    虚構です。

    Said by ssk July 21, 2006 at about 0:54

  18. フグリスク光岡の「俺とバナナと日本海 -下巻-」の感想文をお願いします。上巻は書いたんでいらないです。

    Said by you-ki July 21, 2006 at about 12:21

  19. >>18
    それなら書きやすいのでいつか書きます。

    Said by ssk July 21, 2006 at about 22:27

Leave a comment


RSS feed for comments on this post.
Trackback URI : http://wp.luac.net/items/215/trackback/